Qoo10の運用代行活用でもっと効率的にショップ運営!おすすめ運用代行会社16社

「Qoo10で売上を伸ばしたいけど、運用の仕方がわからない…」
「運用代行会社に任せたいけど、どう選べばいいの?」

Qoo10ショップを開設したばかりだと、ショップ運営だけでも大変。

さらに広告やプロモーションの実施を考えると手が回らず、運用代行会社の利用を検討したいと考える人もいるでしょう。

本記事では、Qoo10運用代行会社の選び方から、依頼できる業務内容、費用相場まで詳しく解説します。

これを読めば、自社に最適な運用代行会社を見つけることができるはずです。

1.Qoo10の運用代行比較表

まずは、本記事で紹介したQoo10運用代行会社16社の比較表を紹介します。

詳細はこちらから確認できるので、先に運用代行会社の情報を見たい方はクリックしてください。

会社名 Qoo10の専門性 初期費用 料金体系 最低契約期間 サポート範囲
Limelight株式会社 ◎(Qoo10特化・受賞歴あり) 要問い合わせ 月額+成果報酬(柔軟) 要問い合わせ 出店〜広告までフル対応
株式会社Wacworks △(総合EC支援) 要問い合わせ 月額+コンサル型 要問い合わせ 出店〜運用支援・改善提案
株式会社ピュアフラット △(総合EC支援) 要問い合わせ 月額固定制 要問い合わせ 商品登録・運用・広告
しるし株式会社 △(総合EC支援) 0円 成果報酬型 要問い合わせ 戦略設計〜システム開発
株式会社ザーナス △(総合EC支援) 0円 月額+成果報酬 1ヶ月〜 出店〜日次運用すべて対応
株式会社Vijou △(総合EC支援) 59,800円〜 月額 or 成果報酬 1〜6ヶ月 スポット〜運営代行まで
株式会社CRB △(総合EC支援) 要問い合わせ 月額3万円台〜 要問い合わせ 配送以外すべて代行
EXE MATE株式会社 △(総合EC支援) 0円 月額+売上%(3段階) 要問い合わせ 商品登録〜顧客対応
Finner株式会社 △(Qoo10経験者在籍) 要問い合わせ 10万〜45万円(3プラン) 1ヶ月〜 戦略〜広告・分析まで
株式会社イディオム △(総合EC支援) 0円 完全成果報酬型 要問い合わせ 受注・発送・CSまで全対応
Knet株式会社 △(総合EC支援) 要問い合わせ 月額11万円〜 要問い合わせ 商品撮影〜HTML対応も可
株式会社スタイリスト △(広告特化) 要問い合わせ 一括受託型 要問い合わせ 構築〜広告・受注まで社内一貫
株式会社CARTA COMMUNICATIONS △(広告特化) 要問い合わせ 広告プラン型 要問い合わせ データ解析×広告運用
株式会社chipper △(広告・AI支援) 要問い合わせ 広告&AI支援型 要問い合わせ 広告運用・SNSプロモ対応
NE株式会社 △(広告運用に強み) 要問い合わせ 広告+サブスク型 1ヶ月〜 広告戦略・ツール提供も対応
2FLAG株式会社 △(広告・ブランド戦略) 要問い合わせ 広告運用+商品開発提案 要問い合わせ 企画・制作・広告運用まで一貫

2.Qoo10の運用代行とは

Qoo10の運用代行は、専門知識を持つ代行会社がショップの運営全般を支援するサービスです。

商品ページの作成から、集客施策の立案・実行、さらには広告運用まで、ECサイトの運営に必要な業務を一括して任せることができます。

近年、Qoo10は20-30代女性を中心に支持を集めており、特にコスメや雑貨、アパレルなどの分野で高い集客力を誇っています。

そのため、効果的な運用ができれば大きな売上が期待できる一方で、プラットフォームの特性を理解した専門的なアプローチが必要です。

これらのQoo10の業務を効率化するために役立つのが、運用代行サービスです。

3.Qoo10の運用代行会社に依頼できること

Qoo10の運用代行会社へ依頼できることは、主に以下の5つです。

Qoo10の運用代行会社に依頼できること

  1. ショップ立ち上げ支援
  2. ショップ/商品ページの設計
  3. 集客施策
  4. 広告運用代行
  5. 効果測定・レポート作成

(1)ショップ立ち上げ支援

Qoo10の運用代行サービスを利用すれば、新規出店の際にまず店舗の立ち上げから支援を受けることができます。

ショップの戦略策定やショップ開設の支援、さらに商品ページの設計などを代行します。

Qoo10のショップ開設手続き自体は比較的簡単ですが、見栄えの良い商品ページを未経験の方が作るのは難しいでしょう。

運用代行サービスを利用すれば、自社のイメージに沿ってショップコンセプトやデザインを提案し、すぐにでも商品を売れる状態を整えてくれます。

(2)ショップ/商品ページの設計

Qoo10の商品ページは、お客様の購買意欲を高める重要な要素です。

運用代行会社は、豊富な経験に基づいて、魅力的な商品ページを作成可能です。

商品画像の選定や説明文の作成、さらにはページ全体のレイアウトまで、細部にこだわった設計を行います。

また、Qoo10独自の機能を活用し、より効果的な商品訴求ができるようにデザインを整えてくれます。

(3)集客施策

Qoo10の運用代行会社は、集客施策の提案や実施も代行します。

Qoo10はAmazonや楽天と比べてユーザー数は少なく、ショップ開設当初は積極的な集客施策が必要です。

そこで運用代行会社は、商品検索での上位表示を目指したSEO対策や、効果的なキーワード選定を行います。

また、「メガ割」などのQoo10特有のセール企画などへの参加、プロモーションの実施なども対応範囲です。

(4)広告運用代行

Qoo10の広告運用は、売上を大きく左右する重要な要素です。

しかし、メガ割中の広告は入札競争が激しくなり、セール準備と広告運用を同時並行するのは非常に大変です。

そこで運用代行会社は、タイムセール枠の確保や、パワーリンク広告の運用、バナー広告の出稿などを代行します。

また、広告予算の配分から、効果測定まで一貫して管理することで、投資対効果の最大化を実現します。

(5)効果測定・レポート作成

Qoo10の運用代行会社は、定期的に詳細な分析レポートを提供します。

アクセス解析やコンバージョン率の推移、競合他社との比較など、多角的な視点で現状分析し、レポートを提出します。

また、データに基づいた改善提案を行い、継続的に売り上げが上がるような提案も可能です。

(6)出品代行や発送作業

一部のQoo10運用代行企業では、出品や発送作業などまで代行できる場合があります。

商品の出品作業、発送作業の担当者がおらずいつも時間に追われているような状態なら、ぜひ利用してみると良いでしょう。

特にQoo10は情報感度の高いユーザーが多いため、出品の早さが重要です。

また、発送に関しても遅れるとペナルティの対象になることがあるため、可能なら運用代行会社にこのような作業を任せた方が良いでしょう。

4.Qoo10の運用代行会社を利用するメリット

Qoo10の運用代行会社を利用するメリット4つ紹介します。

Qoo10の運用代行会社を利用するメリット

  1. Qoo10運用のプロにコンサルを受けられる
  2. 手間なくショップの開設ができる
  3. 自社リソースを節約してQoo10ショップを運用できる
  4. Qoo10の広告枠の交渉を任せられる

(1)Qoo10運用のプロにコンサルを受けられる

Qoo10には独自の運営ノウハウが数多く存在します。

運用代行会社のプロフェッショナルは、Qoo10のショップ運営の専門的な知識を有しており、その知識を活用してクライアントを支援します。

そのため、商品構成や価格設定、セール時期の調整など、経験に基づいた的確なアドバイスを受けることが可能です。

また、最新のトレンドや市場動向も踏まえた戦略提案を受けられるため、効率的な運営が可能になります。

(2)手間なくショップの開設ができる

Qoo10への出店には、様々な申請や設定が必要です。

運用代行会社に依頼することで、これらの煩雑な手続きを全て任せることができます。

特に初めて出店する場合、プロの支援があることで、スムーズな立ち上げが可能です。

(3)自社リソースを節約してQoo10ショップを運用できる

Qoo10をはじめとしたECサイトの運営には、多くの時間と労力が必要です。

運用代行会社を活用することで、自社の人的リソースを他の業務に集中させることができます。

また、専門スタッフの採用や教育にかかるコストを削減できる点も、運用代行会社を利用するメリットです。

(4)Qoo10の広告枠の交渉を任せられる

Qoo10の人気広告枠は、非常に競争が激しい状況にあります。

特にメガ割の時期は多くのショップが広告を出稿するため、入札自体が難しいことも。

そのため、セールの準備をしながら入札を実施するとなると、リソースが不足してしまいがちです。

そこで運用代行会社を利用していれば、広告枠への入札業務を外注できます。

忙しい時期にショップ運営のコア業務へ集中できる点は、運用代行会社を利用するメリットです。

5.Qoo10の運用代行会社を利用するデメリット

Qoo10の運用代行会社の利用には多くのメリットがあるものの、デメリットがある点も理解しておきましょう。

Qoo10の運用代行会社を利用するデメリット

  1. 運用代行会社に支払うコストが発生する
  2. 自社にノウハウを蓄積しにくい

(1)運用代行会社に支払うコストが発生する

Qoo10の運用代行会社へ依頼する場合、一定の費用が発生します。

料金体系は依頼する運用代行会社によって異なりますが、初期費用や月額費用、成果報酬などが必要です。

ただし、自社で運用スタッフを雇用する場合と比較すると、人件費や教育費用を考慮した総合的なコストは抑えられる可能性が高いでしょう。

(2)自社にノウハウを蓄積しにくい

運用を完全に外部委託することで、社内にQoo10運営のノウハウが蓄積されにくくなります。

10将来的に内製化を考えている場合は、この点を考慮して代行会社を選ぶ必要があります。

運用代行会社の中には、ノウハウの共有や社内スタッフへの教育プログラムを提供しているところもあります。

Qoo10の内製を検討しているなら、社内教育のプログラムを有する運用代行会社を選びましょう。

6.Qoo10の運用代行費用の相場

Qoo10の運用代行費用の相場を、料金体系別に紹介します。

Qoo10の運用代行費用の相場

  1. 月額制の場合:5〜30万円
  2. 成果報酬の場合:売り上げの10〜20%
  3. 複合型の場合:5〜10万円+インセンティブ

(1)月額制の場合:5〜30万円

Qoo10の運用代行の基本料金は、サービス内容によって大きく異なります。

月額制でQoo10のショップ運用代行を依頼する場合、費用相場は5〜30万円です。

費用に幅があるのは、プランによって依頼できる範囲が決まっているためです。

たとえば、月額5万円程度であればショップ開設や商品ページのデザイン設計のみ、30万円以上のプランでは広告運用やショップ運営を全般的に依頼できる会社が多いでしょう。

(2)成果報酬の場合:売り上げの10〜20%

また最近は、成果報酬型の料金体系を採用しているQoo10の運用代行会社も増えています。

成果報酬の相場は売上の10〜15%程度が一般的です。

たとえば、ショップの売上が月額200万円であれば、インセンティブは20〜30万円です。

ただし、メガ割などのセール期間のみインセンティブが15〜20%に上がるなど、時期的な要因で値上がりすることもあります。

(3)複合型の場合:5〜10万円+インセンティブ

基本料金制と成果報酬制を組み合わせた、ハイブリッド型の料金体系も存在します。

基本料金として月額5〜10万円を支払い、そこに売り上げの5〜10%が加算される形です。

売上が発生しなければ基本料金のみの支払いで済むため、クライアント側のリスクも低くなります。

また、同時に売上を発生させなければインセンティブを受け取れないため、運用代行会社のモチベーションアップにも役立つ料金体系です。

7.Qoo10の運用代行会社を利用すべき企業の特徴

Qoo10の運用代行会社はすべての企業にとって必要とは限りません。

しかし、以下のような課題や状況を抱えている企業には、専門的な支援を受けることで大きな成果が期待できます。

Qoo10の運用代行会社を利用すべき企業の特徴

  1. EC専任の担当者がいない、もしくは兼任体制で回している企業
  2. Qoo10以外のモールを優先しており、後回しになっている企業
  3. 広告やSEO施策のノウハウがなく、売上が頭打ちになっている企業
  4. リソースが不足していて、更新や分析が滞っている企業
  5. 初出店・新規ブランド立ち上げで、ゼロから体制を構築したい企業

(1)EC専任の担当者がいない、もしくは兼任体制で回している企業

自社にQoo10に特化した知見を持つ専任スタッフがいない場合、運用が属人化したり、施策の優先順位が不明確になったりするリスクがあります。

特にEC運営をマーケ担当や営業担当が兼任している企業では、日々の運用やキャンペーン対応に手が回らず、機会損失を招きがちです。

運用代行会社に依頼すれば、タスクの整理から実行までを一貫して任せられるため、限られた人員でも効率的にショップを成長させることができます。

(2)Qoo10以外のモールを優先しており、後回しになっている企業

楽天やAmazonなど他モールの運営に注力している企業では、Qoo10がついでのチャネルになりやすく、施策の投入も後回しになってしまいがちです。

しかし、Qoo10は20〜30代の女性を中心に支持されており、コスメやファッション商材との相性が非常に良いため、戦略的に活用すれば売上拡大の伸びしろは大きい市場です。

「手を付けられていないけど、ポテンシャルは感じている」という状況であれば、運用代行の導入によってQoo10を育てるチャネルに転換することができます。

(3)広告やSEO施策のノウハウがなく、売上が頭打ちになっている企業

商品力には自信があるものの、集客や転換率の改善方法がわからず、売上が伸び悩んでいるケースでは、プロによる運用が非常に有効です。

Qoo10はSEOロジックが他モールとは異なり、キーワード選定やタイトル・説明文の設計に独自の戦略が必要です。

また、メガ割などの大型プロモーションの運用にはタイミングと広告運用の精度が求められます。

こうした専門性の高い業務を代行会社に任せることで、確実な改善アクションが実行でき、短期間で売上アップを目指せる可能性が高まります。

(4)リソースが不足していて、更新や分析が滞っている企業

商品ページの更新や広告運用、効果測定といった業務は、忙しい現場ほど“後回し”になりがちです。

たとえば、商品画像が古いままだったり、説明文が競合に比べて弱かったりするだけで、購買率が大きく低下します。

また、PDCAを回すにはアクセス解析やレポート作成といった工数も必要で、手が回らない企業は改善機会を逃しがちです。

こうした「やるべきことはわかっているが、手が足りない」という状況では、運用代行会社の利用によってリソースを最適な形で補完できるでしょう。

(5)初出店・新規ブランド立ち上げで、ゼロから体制を構築したい企業

これからQoo10に出店しようとしている企業や、新規ブランドを立ち上げる場合、運用ノウハウも体制もゼロの状態からのスタートになります。

こうしたフェーズでは、戦略構築からプロに任せることで、立ち上げ初期の迷走や失敗を避けられます。

また、初期に軌道に乗せることで社内の関心や予算の確保もしやすくなり、長期的なEC戦略の基盤が整います。

スタートダッシュを外注するという選択肢で、限られた人員・予算のなかでも成果を最大化できるはずです。

8.Qoo10の運用代行会社の選び方

Qoo10の運用代行会社を選ぶ際は、以下7つのポイントを重視して選んでください。

Qoo10の運用代行会社の選び方

  1. Qoo10運用の実績と成果の事例を掲載しているか
  2. 担当者とコミュニケーションが取りやすいか
  3. 依頼できるサービスが自社のニーズと合致しているか
  4. 代行費用は適切な範囲か
  5. 自社業界に精通したスタッフがいるか
  6. 運用ノウハウのレクチャーがあるか
  7. 契約期間は適切か

(1)Qoo10運用の実績と成果の事例を掲載しているか

運用代行会社を選ぶ際、まず注目すべきは実績です。

自社の商材と似た分野での成功事例があるかどうかが、重要なポイントとなります。

まずは、運用代行会社のホームページを確認し、実績ページに似た業界や分野のショップ運営経験があるか確認してください。

また、打ち合わせの際には具体的な数字を示しながら、どのように売上を伸ばしたのか、その過程まで詳しく説明できる会社を選定しましょう。

(2)担当者とコミュニケーションが取りやすいか

Qoo10の運用代行は、長期的なパートナーシップが重要になってきます。

担当者との相性や、コミュニケーションの取りやすさは、成功の大きな要因です。

打ち合わせの際の対応や、質問への返答スピード、提案の具体性などを事前に確認することが大切です。

週1回など定例MTGを設定できる体制があるかどうかも、重要な判断材料となります。

また緊急時の連絡体制や、担当者不在時のバックアップ体制についても確認しておきましょう。

(3)依頼できるサービスが自社のニーズと合致しているか

運用代行会社によって、得意分野や提供サービスは大きく異なってきます。

たとえば、運用代行会社の中には「ECサイト全般を得意とする会社」「Qoo10に特化した運用代行会社」など、さまざまな種類があります。

Qoo10のショップに特化した経営を考えているなら、専門的な知識を持つ運用代行会社へ依頼するのがおすすめです。

また、運用代行会社ごとに提供できるサービスが異なる点にも注意しましょう。

ミーティングの回数や対応範囲、サポートの内容などは業者ごとに異なります。

専門的な知識を持っているかどうか、また自社が求めるサービスを提供できるかどうかもきちんと精査してください。

(4)代行費用は適切な範囲か

Qoo10の運用代行会社の料金プランが自社の予算に見合っているかどうかも重要です。

ただし、単純な価格の安さだけで選ぶのは避けましょう。

提供されるサービスの内容と、期待できる効果を総合的に判断し、費用対効果の高い会社を選ぶことが大切です。

一般的なQoo10の運用代行会社の相場は月額5〜30万円と、決して安いコストではありません。

自社に必要なサービスが提供でき、Qoo10の知識やショップ支援実績が豊富な運用代行会社を選んでください。

(5)自社業界に精通したスタッフがいるか

Qoo10だけでなく、自社が属する業界特有の商習慣や規制を理解しているスタッフの存在は大きな強みです。

特に化粧品や食品など、特殊な規制がある商材を扱う場合は、業界知識が必須となります。

担当者が自社の業界について、どの程度の知識や経験を持っているか、入念な確認が必要です。

類似商材を扱うショップ運営経験があるか、業界の法規制などへの理解があるかなどを確認したうえで、運用代行会社を選んでください。

(6)運用ノウハウのレクチャーがあるか

将来的な内製化を見据えている場合、Qoo10のショップ運用ノウハウの共有は重要なポイントとなります。

運用方法の説明会や、定期的な勉強会を開催している代行会社も存在します。

自社スタッフの育成まで視野に入れたサポート体制があるかどうか、事前の確認が大切です。

たとえば、月に1回ノウハウの共有会が開催されたり、マニュアルの提供をしてくれるようなサービスがあれば、自社にノウハウを蓄積できます。

(7)契約期間は適切か

最低契約期間や解約条件なども、事前にしっかりと確認が必要となります。

長すぎる契約期間は、柔軟な方針転換の妨げになることもあるので慎重な判断が必要です。

一方で、短すぎる期間では十分な成果が出せない可能性もあるため、バランスの取れた契約期間を設定すると良いでしょう。

一般的にQoo10の運用代行会社の契約期間の相場は、最低3〜6ヶ月程度、推奨される契約期間は半年〜1年間です。

契約期間に妥当性があり、万が一のときの解約で違約金が発生するかなど、しっかり確認しておいてください。

9.おすすめのQoo10運用代行会社16選

おすすめのQoo10運用代行会社を16社紹介します。

3つのジャンルに分けて紹介するので、目的に合った業者を選定するのに活用して下さい。

おすすめのQoo10運用代行会社16選

  1. Qoo10に特化したノウハウが豊富な会社
  2. 小規模事業者や初出店におすすめな運用代行会社
  3. 広告運用・プロモーションに特化した運用代行会社

(1) Qoo10に特化したノウハウが豊富な会社

Qoo10は他のモールと異なる特徴があるので、専門的なノウハウを持つ企業へ運用を任せるのがおすすめです。

まずはQoo10に特化している、またはノウハウが豊富な運用代行会社を紹介します。

Qoo10に特化したノウハウが豊富な会社

  1. Limelight株式会社
  2. 株式会社Wacworks
  3. 株式会社ピュアフラット
  4. しるし株式会社
  5. 株式会社ザーナス

#1:Limelight株式会社

Limelight株式会社は、Qoo10に特化し、総合的な運用支援力に定評のある運用代行会社です。

出店支援から日々の運用、広告展開までワンストップでのサービス提供が特徴です。

Qoo10の専門的な知識を持つスタッフにより、全領域をカバーするサポートが魅力で、Qoo10内での受賞実績も多数。

運用代行のほかにコンサルティング、出店代行や業務のスポット代行依頼も可能で、自社が求めるサービスに応じて依頼範囲を選べます。

#2:株式会社Wacworks

株式会社Wacworksは、Qoo10を含めてさまざまなECサイトの支援を実施しています。

データ分析に基づいた戦略立案が評価されている代行会社です。

過去3年間で売上アップ率200%以上、継続率95%以上を誇るなど多くの企業に導入されています。

対応範囲はQoo10のショップ開設支援、店舗の分析や運用業務の効率化支援、コンサルティングなど多岐にわたります。

#3:株式会社ピュアフラット

株式会社ピュアフラットは、ECマーケティングや運用代行を提供している会社です。

Qoo10を含めたECサイトの立ち上げ支援、運営代行やコンサルティングのほか、商品登録や顧客対応などまで代行します。

さらに、集客のためのSNS運用代行やメルマガ制作、広告運用も依頼可能です。

#4:しるし株式会社

しるし株式会社は、Qoo10をはじめとしたECサイトの支援事業を実施しています。

ブランド戦略に基づくショップ運用やデータ分析、システム開発を得意とする企業です。

ECモールにおけるショップ戦略の策定からデータ分析、デジタルマーケティングを一貫して任せられます。

料金体系は月額売上に応じた完全成果報酬制をとっており、安心してQoo10の運用代行を依頼できます。

#5:株式会社ザーナス

株式会社ザーナスは、Qoo10以外にもAmazonや楽天市場などのECモール運用支援をしている会社です。

これまで750社以上の支援実績があり、多くの企業から認定パートナーに指名されています。

また、全員がネットショップ実務士や通販エキスパートの資格を保持する専門知識保有者であり、ECサイト運営への知識も豊富です。

月額基本料金+成果報酬制のハイブリッド型の料金体系で、比較的安価にQoo10の運用代行を利用できます。

プラン内容
ライトプラン 初期費用:0円
月額:107,800円(税込)〜
成果報酬:3%
契約期間:1ヶ月〜
おまかせプラン 初期費用:0円
月額:250,800円(税込)〜
成果報酬:1%
契約期間:1ヶ月〜
まるっとプラン 初期費用:0円
月額:437,800円(税込)〜
成果報酬:0%
契約期間:1ヶ月〜

(2)小規模事業者や初出店におすすめな運用代行会社

次に小規模事業者や初出店者におすすめできる、コスパの良い運用代行会社を紹介します。

小規模事業者や初出店におすすめな運用代行会社

  1. 株式会社Vijou
  2. 株式会社CRB
  3. EXE MATE株式会社
  4. Finner株式会社
  5. 株式会社イディオム
  6. Knet株式会社

#1:株式会社Vijou

株式会社Vijouは、Qoo10の運用代行サービス「Qtokka」を提供する会社です。

成果報酬型のシンプルな料金体系で、ショップ運営業務の一部のみをスポット依頼できるなど、柔軟なプランが魅力です。

プラン内容
出店準備プラン 初期費用:59,800円
月額費用:33,000円
契約期間:1ヶ月〜
管理者育成プラン 初期費用:59,800円
月額費用:79,800円〜
契約期間:3ヶ月〜
Qoo10運営代行プラン 初期費用:なし
10万円+売上の8%〜
契約期間:6ヶ月〜
その他の依頼 見積もり

株式会社Vijouのスタッフはショップ運営経験があるプロのみで構成されており、出店準備から運用代行、課題解決まで幅広い範囲に対応しています。

また、Qoo10の運営者を育成することに特化したプランがあり、人材育成の面を外注化したい方にもおすすめです。

美容大手メーカーやコスメメーカーなどの支援実績が豊富なので、女性向けのショップを開設したい方はぜひ利用を検討しましょう。

#2:株式会社CRB

株式会社CRBは、AmazonをはじめとしたECサイトの運用代行会社です。

累計1,000社以上の販売代行支援ノウハウをもとに、Qoo10でのショップ運営を支援します。

配送以外の全業務の代行が可能とサービス範囲が幅広いのに、月額3万円からとリーズナブルな価格設定も魅力です。

さらに海外オプションも利用できるので、国外への進出を考えているショップ運営者の方におすすめです。

#3:EXE MATE株式会社

EXE MATE株式会社は、Qoo10やAmazon、Yahoo!ショッピングの運用代行会社です。

商品登録やバナー作成、コンサルティングや顧客対応、受注処理まで総合的に依頼できます。

月間売上に応じて3つのプランを提供しており、利益がまだあまりない企業でも利用しやすい点がメリットです。

プラン内容
基本プラン 月間売上100万円以下:月額99,000円(税込)
月間売上100万円以上:売上の10%(税込)
おまかせプラン 月間売上100万円以下:月額121,000円(税込)
月間売上100万円以上:売上の12%(税込)
まるっとプラン 月間売上100万円以下:月額132,000円(税込)
月間売上100万円以上:売上の15%(税込)

基本プランは商品ページの作成や売上分析、問い合わせ代行を依頼できます。

おまかせプランは新規アカウント開設以外のショップ運用業務をまとめて依頼できるため、かなりコスパの良いプランといえるでしょう。

#4:Finner株式会社

Finner株式会社は、Qoo10や楽天などでの出店支援を行う運用代行会社です。

CRM戦略に基づくリピーター施策や、SNS・メルマガを活用した集客サポートに定評があります。

Qoo10経験者が在籍しており、出店から広告運用までを一貫して支援可能なのが特徴です。

プランは3種類用意されており、低予算プランは10万円から利用できるなど、料金面でも利用しやすいでしょう。

項目 STARTER(スターター) STANDARD(スタンダード) PREMIUM(プレミアム)
月額費用 10万円〜/月 25万円〜/月 45万円〜/月
契約期間 1ヶ月〜 1ヶ月〜 1ヶ月〜
提供範囲 コンサルティング中心 基本運営代行 完全運営代行
概要説明 作業実施前の戦略設計
アクションリスト作成支援
基本的な運営業務の代行 制作面含む全業務代行が可能
分析業務 簡易分析業務 分析業務 オーダーメイド分析業務
戦略立案 戦略立案 戦略立案 戦略立案
広告運用 広告簡易運用 広告運用 広告運用
面談回数 月1回面談 月2回面談 月2回面談

#5:株式会社イディオム

株式会社イディオムは、成果報酬型の料金体系で、Qoo10の出店から運営までをフルサポートしてくれる代行会社です。

受注処理・梱包・発送・カスタマーサポートまで、すべてをワンストップで任せることができます。

初期費用・解約費用・更新費用が無料で、固定費リスクを抑えたい事業者にぴったりです。

成果報酬制で運用をすべて任せられるプランもあるので、費用を抑えたい方でも安心して利用できるでしょう。

ネットショップの運営を丸ごと外注したい方、成果が出るか不安で予算をかけられない方におすすめです。

#6:Knet株式会社

Knet株式会社は、ECサイトの運用支援やホームページ制作に強みを持つ運用代行会社です。

これまでQoo10以外にも楽天市場、Yahoo!ショッピングなど大手ショッピングモールの運用支援をしており、立ち上げから運用代行まで幅広くサポートが可能です。

月額料金110,000円〜の固定費用制で、商品の撮影や画像加工、HTMLコーディングなどを任せられます。

また、Qoo10のショップ運営が軌道に乗ったあとに、自社ECサイトの立ち上げなども依頼できる点が特徴です。

(3)広告運用・プロモーションに特化した運用代行会社

広告運用やプロモーションが得意な運用代行会社を紹介します。

広告運用・プロモーションに特化した運用代行会社

  1. 株式会社スタイリスト
  2. 株式会社CARTA COMMUNICATIONS
  3. 株式会社chipper
  4. NE株式会社
  5. 2FLAG株式会社

#1:株式会社スタイリスト

株式会社スタイリストは、ECモールにおけるサイト構築から運用、受注・在庫管理、広告運用までを一気通貫で対応する代行会社です。

特にQoo10では、経験豊富なコンサルタントが戦略立案から広告・デザイン支援まで柔軟にサポートしてくれるのが魅力です。

社内にすべての運用工程を抱えているため、スピード感と対応力に定評があり、美容・健康・食品ジャンルに強いという特徴もあります。

安定した運営を求めるショップ運営者にとって、頼れる存在となるでしょう。

#2:株式会社CARTA COMMUNICATIONS

株式会社CARTA COMMUNICATIONSは、広告運用やマーケティング戦略の立案に強みを持つ大手企業です。

Qoo10を含む複数モールでの実績があり、データ分析に基づいた集客・販売施策の実行に長けています。

特に広告効果の最適化やキャンペーン設計を得意としており、ROIを重視する企業におすすめ。

専門スタッフが600名以上在籍しており、サポート体制も万全なので、スピーディな対応を求める企業にも向いています。

#3:株式会社chipper

株式会社chipperは、AIを用いたデータ分析とマーケティング面での支援に定評がある運用代行会社です。

マーケティング、クリエイティブ、テクノロジー面でも支援を提供しています。

Qoo10の分野では運用代行のほか、メガ割プロモーションサポートなども実施しています。

生成AIを活用したSEO事業なども提供しており、自社ECサイト立ち上げのサポートも可能です。

#4:NE株式会社

NE株式会社は、Qoo10をはじめとするECサイトのコンサルティングと運用支援を手がける代行会社です。

月額固定制と成果報酬を組み合わせた料金体系を採用しており、短期契約や部分委託にも柔軟に対応できます。

累計2,000店舗以上の支援実績があり、広告運用や商品ページ最適化に加え、順位取得ツールの提供などデータドリブンな支援を得意としています。

Qoo10運用に必要なノウハウが一通りそろっているため、内製が難しい企業にもおすすめです。

#5:2FLAG株式会社

2FLAG株式会社は、自社ブランド「BELLE SERIES」の成功経験を活かし、商品企画からOEM事業、運用代行まで一貫支援を行う会社です。

Qoo10への出店支援も手がけており、広告運用や販促戦略の設計に強みがあります。

総合的なEC支援だけでなく、マーケティング支援も提供しており、オンライン・オフライン双方でのマーケティング施策のサポートも可能です。

さらに、広告の運用代行にも長けているので、Qoo10内外の広告運用も任せられます。

10.Qoo10の運用代行会社についてよくある質問

最後に、Qoo10の運用代行会社についてよくある質問をまとめました。

Qoo10の運用代行会社についてよくある質問

  1. Qoo10の運用代行会社にコンサルのみ依頼することはできますか?
  2. Qoo10の運用代行を入れれば、売上は伸びますか?
  3. Qoo10の運用代行会社に発送なども依頼できますか?

(1)Qoo10の運用代行会社にコンサルのみ依頼することはできますか?

多くのQoo10運用代行会社では、コンサルティングのみのプランを用意しています。

自社で運用を行いながら、定期的なアドバイスや戦略提案を受けることが可能です。

通常の運用代行と比べて費用を抑えられるため、まずはコンサルティングから始めるケースも増えています。

Qoo10のコンサルについては、こちらの記事をご覧ください。

2025.02.25

Qoo10コンサルとは?依頼メリットや費用相場・おすすめ13社も紹介

(2)Qoo10の運用代行を入れれば、売上は伸びますか?

Qoo10運用代行会社の支援により、専門的なノウハウを活用した効率的な運営が可能になります。

しかし、売上の伸びは商品力やマーケット環境など、様々な要因に左右されます。

運用代行会社は最適な販売戦略を提案し実行しますが、商品自体の競争力も重要な要素です。

そのため、Qoo10の運用代行の利用で必ず結果が出ると思い込むのは危険でしょう。

Qoo10の売り上げを伸ばすコツについては、こちらの記事もご覧ください。

2025.01.27

Qoo10の売上アップ戦略を大公開!広告やセールの活用方法を徹底解説

(3)Qoo10の運用代行会社に発送なども依頼できますか?

Qoo10の運用代行会社によって、対応可能な業務範囲は異なります。

物流関連のサービスを提供している会社もありますが、配送業務については対象外としている運用代行会社もあります。

発送業務を効率化したいのであれば、発送業務を代行できる会社を選ぶか、Qoo10のフルフィルメントサービスを利用すると良いでしょう。

Qoo10のフルフィルメントサービスの詳細はこちらで紹介しています。

2025.05.23

Qoo10のフルフィルメントサービス『QWMS』の特徴・費用・利用方法まで徹底解説

まとめ

Qoo10の運用代行は、専門的なノウハウを持つ企業に運営を任せることで、効率的なEC展開を実現できる有効な選択肢です。

代行会社選びでは、実績や提供サービス、費用面だけでなく、担当者とのコミュニケーションの質も重視しましょう。

また、自社の課題や目標を明確にした上で、それに対応できる適切なパートナーを選ぶことが重要です。

運用代行会社との協力関係を築くことで、Qoo10での売上拡大を効果的に進めることができるはずです。

まずは複数の代行会社に相談し、自社に最適なパートナーを見つけることからスタートしてみてはいかがでしょうか。

初めてのQoo10のショップ運用でわからないことが多い方は、Limelight株式会社へお問い合わせください。

Limelight株式会社はQoo10のノウハウを熟知したメンバーで運営するEC運用代行会社です。

Limelight株式会社の主なサービス

  • 出店代行
  • 運用代行・コンサルティング
  • 広告運用代行

以上のほかに、競合調査や問い合わせ対応、運用状況の分析や改善提案など、幅広い分野での支援が可能です。

Qoo10出店を検討している方はぜひLimelightまでお問い合わせください。